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イベントレポート


【講義日:2025年09月22日】  株式会社トップホールディングス / 2025年度 立命館大学 価値共創プロジェクト

2025年4月から9月にかけて、立命館大学経営学部西岡ゼミの学生(3回生23名)と株式会社トップホールディングス(事業会社:トップ産業株式会社)による「中小企業価値共創プロジェクト」が実施されました。

本レポートでは、そのプロジェクトの一部をご紹介いたします。

株式会社トップホールディングス/2025年度 立命館大学 価値共創プロジェクト

トップ産業株式会社について
トップ産業株式会社は、大阪府吹田市に本社を構える、生活用品の企画・製造・販売を手がける企業です。 私たちの暮らしに欠かせない日用品を取り扱う商社であると同時に、ゼロから商品を生み出す「企画開発型メーカー」としての役割も担っています。 全国の生活協同組合や自社ECサイト、TVCM、新聞広告などを通じて、メーカーから仕入れた商品やオリジナル商品の販売を行っています。
今回のプロジェクトでは、グループ会社である愛着良品株式会社(※)と共同で新製品の開発に取り組みました。
(※)愛着良品株式会社は、トップ産業株式会社のプライベートブランドとしてスタートし、「生活の困りごとに着目したモノづくり」をモットーに、日々の暮らしをより便利で豊かにする製品を提供しています。

中小企業価値共創プロジェクトとは

本プロジェクトは、中堅・中小企業と経営学を学ぶ立命館大学の学生が連携し、企業や地域が抱える課題の解決や新たなビジネス創出につながるアイディアを探索・共創することを目的とした産学連携プロジェクトです。
学生と企業が協議を重ねて課題を設定し、企業の経営者・担当者の協力のもと、学生が調査・研究を進めていく形式で実施されました。

プロジェクトの進行スケジュール

【事前協議】株式会社トップホールディングス(愛着良品株式会社)と西岡教授が研究課題についてディスカッションし、課題を抽出
【企業訪問】学生と企業が研究課題の深掘りを実施
【調査研究】西岡ゼミの学生が新製品開発に向けた調査・研究を実施
【中間報告会】アイディア発表と商品企画の継続可否判断(愛着良品の商品開発基準に基づく)
【最終報告(審査)会】2025年度内の市販化を前提に、商品化の可否を判断。事前協議・企業訪問を経て、学生たちは3つのグループに分かれ、新製品開発に向けた取り組みを開始しました。

活動の様子と成果

4月に行われた初回の企業訪問では、会社概要の説明があり、学生からは多くの質問が寄せられました。 学生のアイディアに対して「世に出すよう努力する」との言葉をいただき、学生たちのモチベーションは大きく高まりました。
その後、企業担当者とディスカッションを繰り返しながら、学生たちはグループごとに市場調査やアンケート調査を実施。調査結果をもとに議論を重ね、より良い提案を目指して奮闘しました。
中間報告会では進捗を報告し、企業担当者からのフィードバックを受けて新たな課題や気づきを得る場となりました。 学生たちは困難に直面しながらも前向きに課題に取り組み、約6か月にわたって最終プレゼンテーションに向けた新製品案を練り上げました。
最終報告会では、3グループそれぞれが調査成果をもとに発表を行い、社内での審査・協議の結果、1つの提案が採用されることとなりました。 松岡社長からは以下のようなコメントをいただきました。
「精度の高い分析・調査に驚いた。着眼点も素晴らしく、学生ならではの視点や素朴な疑問に学ばされる場面が多々あった。合格点を得た商品については、2025年度内の市販化を目指して具体的に進めていく。」
学生たちの努力が報われる、非常に意義深いプロジェクトとなりました。

今回のプロジェクトにご参加いただいた株式会社トップホールディングス様、立命館大学経営学部 西岡ゼミの皆様の今後ますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。 誠にありがとうございました。

【株式会社トップホールディングス 会社概要】
株式会社トップホールディングスは全国の生活協同組合様(生協(コープ)様)を通じて、日用品の販売を行う商社/暮らしを豊かにするお取り寄せ通販サイトを運営する企業です。

【本社所在地】大阪府吹田市豊津町12-43
【拠点】同上
【従業員数】180人
【会社HP】https://www.top-sangyo.com/

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