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面接への扉を開く「エントリーシート」知っておきたい履歴書とはひと味違う中身と書き方のコツ

Vol.9 面接への扉を開く「エントリーシート」
知っておきたい履歴書とはひと味違う中身と書き方のコツ

企業に対して、自分自身をアピールする最初の舞台が「エントリーシート」。就職活動をはじめれば必ず必要になるこの応募用紙について、まずはしっかり理解しましょう。

履歴書とは体裁も目的もまったく別
企業ごとに対応が必要なエントリーシート

エントリーシート(ES)とは、企業側が独自に用意し、就職活動生に配布する応募用紙のこと。採用担当者が「あなたはどんな人物なのか?」を見極めるための参考資料で、大手企業などでは選考の第一段階として使われることもあるものです。氏名や住所、学歴などの基本情報に加え、志望動機や自己PR、長所・短所などの記入欄が設けられているのが一般的。また、企業ごとに配布方法や記入要綱が違うのはもちろん、郵送や手渡しといった提出方法、期限など細かな条件が異なるので注意が必要です。
一方、履歴書は、個人の経歴や経験などの個人情報を記載する公的な書類。履歴書に記載した住所・氏名・生年月日・連絡先・学歴などが従業員データとして使われるため、入社後も内容が保存されるケースが多くあります。フォーマットが統一されたJIS規格があり、市販されているものを使います。

履歴書とは体裁も目的もまったく別 企業ごとに対応が必要なエントリーシート

手書きとWeb作成のどちらがベター?
メリットorデメリットを考慮してチョイス

会社説明会や面接のオンライン化が進んだこともあり、Web上で作成・送付できるエントリーシートを採用する企業が増えています。就活生からすれば、内容の推敲や誤字脱字のチェックなど、パソコン上の方がはるかに便利なのは事実。見やすく読みやすいエントリーシートを作成できるという点でも、パソコンにアドバンテージがあるといえるでしょう。ただし、手書きのエントリーシートを求める企業がまだまだ多いのも事実。そこには各企業の選考基準が見え隠れしています。
企業が手書きのエントリーシートにこだわる第一の理由は「意欲」。時間と労力をかけてでも応募したいという熱量をはかっているのです。さらに、筆跡からにじみ出た「個性」や一文字一文字に向き合う姿勢から「人柄」などを感じ取ろうとする思惑も。エントリーシートの作成方法は企業の指定通りで構いませんが、もし選べるようなら、金融業・商社・メーカーは手書きが推奨されているといわれています。

手書きとWeb作成のどちらがベター?メリットorデメリットを考慮してチョイス

採用担当者が注視するポテンシャル
文章力を磨いて効果的な自己PRを実現!

企業がエントリーシートの「志望動機」や「自己PR」を通して確認しようとしているのは、あなたの「ポテンシャル」。そこに書かれた具体的なエピソードなどから、どういう人物なのか、どんな能力が発揮できるのか、モチベーションは高いか、将来性はあるか、どこに価値観をおいているのかを読み解き、自社の企業理念や欲しい人材像にフィットするのかを見極めていきます。
そうしたメッセージを適切に届けるために重要なのが、論理的でわかりやすい文章を書く力。コツは、①ポイント絞り込むこと。いろいろなエピソードを盛り込んで一つひとつが浅い印象になってしまわないように。②結論ファーストで書くこと。結論からはじめ、その結論にいたった理由~理由を裏付ける具体的なエピソードへ、という展開は論理的で、伝えたい内容を一目で理解してもらえます。③主語を明確に&簡潔に。会話では抜けがちな「私」を明確化し、だらだらと文章を続けないこと。これを基本に練習してみてください。

採用担当者が注視するポテンシャル文章力を磨いて効果的な自己PRを実現!

エントリーシートと履歴書は一緒に提出するのが一般的。志望動機や自己PRは両方に記入欄があるので戸惑いがちだけれど、エントリーシートの内容が重要視される傾向にあるので、履歴書には要約を書けばOKだワン!

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