トーイック・ホームズの就活講座 今月の注目 お役立ち情報
Vol.7
参加するメリットが意外にも多い「会社説明会」
見逃していると損する可能性大!?
「行くメリットってなんだろう」とつい思ってしまう会社説明会。でも、それは大きな間違い。志望先が決まっていてもいなくても、参加しないなんてもったいない!?
多くの企業が集う「合同説明会」
3つタイプの中から目的に合わせて選ぼう
志望する業界や企業が決まっていない場合は、合同説明会に参加してみることをおすすめします。とはいえ、「合同説明会」にもいくつか種類があります。ひとつは、就職情報サイトの開催で、業界に関係なく幅広い企業が集まるもの。ふたつ目は、業界団体の主催で、業界内の多くの企業が集まるもの。そして、地域企業が集うものです。
いずれの場合も会場内はいくつかのブースに分かれています。入口で配布するパンフレットやタイムテーブルなどを確認し、興味のある企業の説明を聞きに行くというのが一連の流れ。多くの企業が一堂に会するため、効率よく回れば一度の参加で複数の企業の情報を得ることが可能です。予期していなかった企業との出合いがあるなど、視野を広げる意味でも大きなメリットあり。また、数多くの学生との出会いも刺激になるはずです。なかなか踏ん切りがつかないようなら、次に紹介するWeb説明会から参加してみるのもよいでしょう。
近年増加傾向の「Web説明会」
そのメリットとさまざまな注意点を伝授
ここ数年で広がったのが、対面で実施していた会社説明会をWeb上で行う「Web説明会(オンライン説明会)」。移動時間や交通費などのコストが削減できるため、より多くの説明会に参加できるのが一番のメリットです。内容は個別説明会と同様。会社の詳しい説明から社内の雰囲気や働いている様子などを、録画した動画やライブで配信されるのを視聴します。
ライブ型はリアルで行われている説明会の様子を同時配信するものですが、定員が設けられている場合もあり、事前の予約が必要。チャット機能を使って企業側に直接質問したり、先輩たちとの座談会に参加したりできるケースも多く、そのため身だしなみや視聴態度、背景にまで気をつけて臨むのが大切です。
気軽に参加できる録画型の説明会にも注意が必要。配信期間が過ぎていて視聴できなかったということがないようにしましょう。
志望先が絞り込めたら「単独説明会」へ
選考への切符獲得のためにもぜひ参加を
興味のある会社がある場合は、企業が自社オフィスなどで開催する「単独説明会」へ参加します。これは「必須」だと言っても過言ではありません。一般的に、選考へ進むための条件が単独説明会への参加であることが多いからです。合同説明会の1回あたりの時間が概ね20分なのに対し、単独説明会では全体で2時間程度行われるのが通常。会社の理念や事業内容、求める人材や採用情報など、より深い情報が開示されるだけでなく、エントリーシートが配布されることも。座談会などで、先輩社員たちとコミュニケーションをとれる機会があるのも大きな魅力です。 主に少人数制で、参加には事前予約が必要。人気の企業はすぐに定員となってしまうため、早めにエントリーするよう心がけましょう。企業のホームページはもちろん、就職情報サイトでプレエントリーすることで予約が可能になります。また、筆記試験や面接といった採用の一次選考が行われるケースがあるため、しっかりと準備して臨むのがベターです。
机上で行う業界研究や企業研究と違って、見て、話して、体験することができる会社説明会は得るものがたくさん!面倒がらずに出かけるのも就活成功のカギだワン。ぜひ、多くの機会を活用して、 “ワン”ダフルな一日を過ごしてみよう。