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まずは自分を知ることからはじめよう「自己分析」で見えてくる心に秘めていた“企業選びの軸”

Vol.3 まずは自分を知ることからはじめよう
「自己分析」で見えてくる心に秘めていた“企業選びの軸”

就職活動において重要な取り組みとされる「自己分析」。その大切さやメリット、「どこから手をつければいいの?」という場合の取り組み方法まで徹底解説します。

能力・性質・価値観・強み・長所
知っているつもりの自分自身が見えてくる

新卒採用を実施する民間企業は年間、約4,000社といわれています。これほど多くの選択肢の中から、限られた時間内に、自分にとって最適な企業を見つけるのは至難の業。そこで必要になるのが、自分がどの方向性で企業を探すのかという“企業選びの軸”をはっきりさせること。「自己分析」とは、この“軸”を定めるために行う作業のひとつです。
「自分のことは自分がよく知っている」と思いがちですが、就職活動における自己分析では、能力・性質・価値観・強み・長所などから改めて自分自身を把握。どのような考えで行動をしてきたのかを言語化することで、自分にとって譲れないものを理解し、将来像に結びつけていきます。その先にあるのが、自分の価値観にぴったりとマッチした企業選び。浅い自己分析のままでは就職活動に失敗する可能性もあるので、大切な作業です。

能力・性質・価値観・強み・長所 知っているつもりの自分自身が見えてくる

何からはじめればいいの?と迷ったら
まずは歩みを振り返る「自分史」を作成

自己分析といってもどうすればいいの?と迷ったら、「自分史」の作成がおすすめ。これまでに歩んできた歴史から自分を知る手がかりを探すわけです。
まずは、小学校から大学までの時間軸から主な実体験を書き出し、「出来事」「行動」「感じたこと」「身につけたこと」と分けて表にまとめます。どんなエピソードがあったのか、何に夢中になって、どう頑張ったのか。好きだったこと、辛かったことは何か、そこから何を得たのか。それらを時系列ごとにリストアップ。難しく考える必要はありません。思いついたものからどんどん書き出していきましょう。
次に行うのは、書き出した内容に対して「なぜ」と自分に繰り返し問うて深掘りすること。そうすることで、自分が「何を考え」「何を大切にして」「どういう原理で行動(判断)しているのか」といった共通する価値観や行動パターンが明確化していきます。

何からはじめればいいの?と迷ったらまずは歩みを振り返る「自分史」を作成

方法は簡単。手順に沿って
思いつくままに書き出し、掘り下げてみよう!

では、「バスケットボール部の活動を高校から大学まで7年間頑張り続けることができた」という出来事を例に進め方を解説します。
①なぜ頑張り続けることができたのか→試合で勝つと気持ち良かったから。
②なぜ勝つと気持ち良かったのか→それまでの練習が報われるような気がするから。
③なぜ報われることが気持ち良さにつながったのか→積み重ねてきた努力に対して成果が出ることに、大きなやりがいと喜びを感じたから。
以上の結果から、「7年間部活を頑張り続けることができた」という単なる事実だけでなく、結果的に「努力して成果を出すことにやりがいと感じる」とった行動原理が見えてきました。このように「なぜ」を繰り返すことで明確化するのが、自分では気づけなかった価値観や傾向。「なぜ」をキーワードにエピソードを掘り下げて、ぜひ、企業選びの軸に結びつけてください。

方法は簡単。手順に沿って思いつくままに書き出し、掘り下げてみよう!

「本当にやりたい仕事が見つかるんだろうか」。そんな心配をしている人はワンさかいるはず。でも、大丈夫。焦らずに、まずは自己分析で自分自身とちゃんと向き合ってみよう。そこから一歩一歩、進めばいいんだワン。

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