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地道な作業で現代社会において
欠かせない製品を支えています

三島光産株式会社  入社3年目 Y・Iさん

総合製造・エンジニアリング企業として創業以来100 年以上にわたり、鉄鋼・化学・ガラス・自動車・半導体など多様な業界を支える三島光産株式会社でIC トレイの製造に携わるY・Iさんにインタビューしてきたワン。 

現代社会において欠かせない製品を支えるものづくりに携わる

私が担当しているIC トレイは、半導体製造工場において、製造工程間の搬送や、完成した半導体をユーザーへ出荷する際に使用される搬送用トレイです。半導体は、車やスマートフォンの身近な物から輸送機器、製造機器、社会インフラなど、幅広い分野に組み込まれており、現代社会を支える重要な製品です。
ICトレイは、そうした半導体が製造現場から安全かつ確実に届けられるために欠かせないもので、製品の品質や流通の効率を支える役割を担っています。弊社はこの分野で高い国内シェアを誇っており、ものづくりの現場を支える一員として、誇りを持って業務に取り組んでいます。
入社以来、品質保証グループの一員として、製品の信頼性を守る役割を担ってきました。まずはIC トレイの構造や機能についての基礎知識を身につけることから始まり、機器の使い方や検査手順を学びながら、製品が完成し出荷されるまでの一連の流れを把握しました。現場での作業を通じて、製造工程の細かな工夫や、品質を維持するための努力を肌で感じることができました。製品一つひとつに込められた技術と想いを理解することで、ものづくりの奥深さと責任の重さを実感しています。

試行錯誤を重ねながら少しずつ成果を積み上げていく地道な作業

現在、私は主に不具合品が発生した際の原因追及と、その対策の立案・実施を担当しています。製品に不具合が見つかった場合、まずは現場と連携しながら状況を把握し、どの工程で何が起きたのかを徹底的に分析します。原因を明確にすることで、再発防止に向けた具体的な対策を講じることができ、品質の安定につながります。改善活動は一度で終わるものではなく、試行錯誤を重ねながら少しずつ成果を積み上げていく地道な作業です。しかし、前の週よりも不具合が減ったときや、不良率が目に見えて下がったときには、改善の取り組みが実を結んだことを実感し、大きな達成感を得られます。
品質を守るという責任の重さは常に感じていますが、それに応えるための知識や対応力を磨くことが、自分自身の成⾧にもつながっていると感じます。
また、仲間と協力しながら改善を進めるプロセスには、ものづくりならではの醍醐味があります。一人では成し得ない成果を、チームで築いていく喜びを日々感じながら、より良い製品づくりに貢献できるよう努めています。

気持ちの切り替えと早めの情報収集を

休日は趣味のアクアリウムに癒される時間を過ごしています。寮には水槽が2 つあり、熱帯魚の世話をしています。また、ショップで新しい魚や水槽を眺めながら、自分の水槽をさらに充実させたいと考えています。寮生活では、同期と顔を合わせる機会も多く、日々の出来事を話しながら「お互い頑張ろう」と声を掛け合える関係が励みになっています。現在の会社を知ったきっかけは、大学の研究室に所属していたOB による企業説明でした。情報工学を専攻し、プログラミングや半導体について学んでいましたが、就職活動では「ものづくりができる会社」に強く惹かれていました。そのような中で今の会社と巡り合えました。就職活動はうまくいかないこともありますが、気持ちを切り替え、軸をぶらさずに自分の夢や目標に向かって進んでほしいです。早すぎる準備はありません。ぜひ前向きに取り組んでください。

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※掲載内容は取材時点の内容に基づいております。

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