トーイク就活 優良中小企業発見サイト

イベントレポート


【講義日:2025年12月23日】  株式会社ナカガワ / 京都産業大学「キャリアのためのビジネスソリューション」

京都産業大学「キャリアのためのビジネスソリューション」の講義に、投資育成の投資先である株式会社ナカガワ 取締役常務執行役員の中川宗俊様にご登壇いただきました。

今回、中川常務には、「中小企業経営者が考える 経営戦略を現場にどう活かすか?」というテーマでご講義いただきました。その一部をレポートいたします。

株式会社ナカガワ/京都産業大学「キャリアのためのビジネスソリューション」

大学卒業後、IT商社で8年半のキャリアを積んだ中川常務は、創業100年を超える家業の住宅設備商社、株式会社ナカガワへ入社されました。ITとは異なる商材を扱い、奈良2拠点・大阪4拠点に広がる多地域展開の中で、全社員との1on1面談やライトニングトークの実施、IT化の推進など、現場の課題に向き合いながら組織変革に取り組んでこられました。

講義前半では、入社当初の1on1で社員から「常務のミッション・ビジョン・バリューは何か」と問われ、はっとしたというエピソードが紹介されました。そのうえで、経営理念からビジョン、企業戦略、事業戦略、機能戦略、経営戦略へとつながる階層構造について説明がありました。また、常務主催のライトニングトークでは、ファイブフォース分析やSWOT分析を用いた社員教育を行い、分析を通じて立てた戦略を現場に落とし込む重要性が強調されました。
続いて中川常務は、経営者が抽象的な表現を用いがちな中で、それを現場で実行可能な形に落とし込むことこそ自身の役割であると述べられました。具体例として、同社が「売上高」から「粗利益」重視へ転換した際、粗利益が付加価値そのものであることを丁寧に説明し、ノーコードアプリによる見積管理や顧客リスト整備、クロスセル推進など、現場での行動につながる仕組みづくりを進めた取り組みが紹介されました。
さらに、戦略を定着させるには五感を使った体験が理解を深めること、行動変容には時間がかかるため継続的な働きかけが必要であることが示されました。また、優れた人は「構造づくり」と「配慮」を使いこなすとされ、社員が前向きに取り組める環境づくりの重要性が語られました。目標設定においても、可能な限り定量化し、定性的な目標の場合は状態の変化と背景を明確にすることが欠かせないとまとめられました。

株式会社ナカガワ/京都産業大学「キャリアのためのビジネスソリューション」

講義の最後には、経営戦略を現場に落とし込み、定着させるための実践的な視点が数多く示されました。中川常務の実体験に基づく言葉は、受講した学生たちにとって、将来どのような組織で働くにしても求められる「現場での実行力」を考える貴重な機会となったようです。

中川常務、貴重なお話をありがとうございました。

【株式会社ナカガワ 会社概要】
住宅設備機器・建築資材・配管資材・工具の総合商社です。奈良県内全域及び大阪地域を主力地盤とし、豊富な品揃えで、水道配管工事業者等を中心に強固な基盤を築いており、積極的な営業戦略の推進により、総合住宅設備機器商社へと発展成長を続けています。

【本社所在地】奈良県大和高田市東中2-12-25
【拠点】同上
【従業員数】170人
【会社HP】https://www.kk-nakagawa.co.jp

SNS

トップへ戻る