株式会社光アルファクス / 京都産業大学「キャリアのためのビジネスソリューション」
京都産業大学 「キャリアのためのビジネスソリューション」の講義に、投資育成の投資先である株式会社光アルファクス 代表取締役社長の川井啓様にご登壇いただきました。
この講義は、学生にビジネスの現場を知る機会を提供し、企業や地域の課題に対し、創造的かつ実用的な解決策を考え、提案するスキルを養うことを目的としています。
今回、川井社長には、「伝える力は、キャリアの武器になる」をテーマにご講演いただきました。その一部をレポートいたします。
株式会社光アルファクスについて
株式会社光アルファクスは、大阪市北区に本社を構える技術商社です。1948年の創業以来、「お客様第一主義」を企業理念に掲げ、77年にわたり、半導体・電子部品、産業機器、ケミカル素材などの最先端製品を通じて、多様な業界のお客様の課題解決に取り組んできました。
営業部門は「電子デバイス」「社会インフラ」「マテリアル」の3部門から構成されており、それぞれが保有する最新技術情報を連携・活用することで、高い提案力ときめ細かなサポート力を発揮しています。製品販売にとどまらず、システム設計やソフトウェア開発、設備工事まで一貫したサービスの提供が可能です。
また、自社研究ラボ「マテリアル研究開発室(MRD)」では、ケミカル素材のカスタマイズやオリジナル材料の研究・開発を推進。ビジョンセンサーや屋外用電源BOXなど、独自技術を活かした製品開発にも注力しています。
社内では「情熱と行動力で、明日は変わる。」という理念のもと、若い力と個性を尊重した活気ある職場文化が根付いています。平均勤続年数は17年、3年定着率は85%と非常に高く、安心して長く働ける環境が整っています(OJT・研修制度、資格取得支援、テレワーク・時差出勤制度、さらには奨学金返還支援制度などがある)。
「技術×人×信頼」で未来を創るパートナーとして、イノベーションを創出すべく、挑戦し続けています。
伝える力の重要性
「伝える力」とは、自分の考えや想いを、相手にわかりやすく、そして共感を持って届ける力です。 ビジネスのほとんどは、この「伝えること」によって成り立っています。
実際、同じ商品でも伝え方ひとつで「売れる」か「売れない」かが変わってくるのです。
物事がうまく進まないときには、伝え方や受け取り方に原因があることが多くあります。だからこそ、自分の価値を社会にしっかり届けるためには、「伝える力」が欠かせません。
ポイントは、「何を・誰に・どう伝えるか」を意識すること。 相手が何を知りたいかを考えながら伝えることで、相手に届く言葉になります。
この力は、練習すれば必ず伸びます。働くということは、伝えることの連続です。 どんなに良い商品やサービスでも、それが必要な人に「伝わらなければ」、存在しないのと同じです。だからこそ、「伝えること」に本気で向き合うことが大切です。
川井社長から学生へのメッセージ
キャリアにおいて「伝える力」は最大の武器になります。 自分の考えを言葉にして届ける力を、ぜひ大切にしてください。 その力が、あなたを“選ばれる人”にしてくれます。 伝える努力が信頼を生み、仕事に繋がります。 「どうすれば伝わるか」「伝わったか」を常に意識してください!
講義を終えて
川井社長による講演は、就職活動を控えた学生にとって非常に有意義で、学びの多い内容でした。加えて、私たちの生活を支える半導体製品(IC、ダイオード、コンデンサ)の実物を学生に配布いただいたことで、学生の理解が深まり、興味を持つきっかけにもなったと感じています。
【株式会社光アルファクス 会社概要】
東芝・沖電気グループ・モメンティブ等のビジネスパートナーとして電子デバイス、画像機器・昇降機・産業システム機器、高機能材料等の販売、また海外拠点を活用した製品の提供にも注力。各分野のシナジー効果を発揮し、「お客様の繁栄と社会の発展に貢献」を企業理念に事業活動を進めている。
【本社所在地】大阪府大阪市北区中之島2-2-2(大阪中之島ビル14F)
【従業員数】300人(連結)
【会社HP】https://www.hikari-ax.co.jp/