大阪商業大学 OBPゼミナールⅢ特別講義に、投資育成の投資先である千代田興業株式会社 代表取締役社長の瀨田川哲也様にご登壇いただきました。
今回、瀨田川社長には、千代田興業株式会社の概要や歴史をはじめ、インドネシアへの進出や取り組み、近年新たに取り組んでいるロボットSIer事業などについてご講演いただきました。その一部をレポートいたします。
瀨田川社長は70周年記念誌を手に、創業者がなぜ当社をつくったのか、時代の変遷とともに当社がどのように成長してきたかなどについてご説明されました。また、インドネシア進出時の苦労(1997年の設立当時、通貨危機の影響で暴動が発生)やその後の発展、さらにはインドネシア子会社にて培ったロボットシステムに関するノウハウを日本に逆輸入してきており、「これまで苦労しながらも色々と挑戦することで成長してきたが、経営は攻めだけではダメ。ブレーキ役として上手く手綱を引きながら守りを固める金庫番の存在も大事で、攻めと守りをバランス良くすることが成功に繋がっている。」などとお話いただきました。
瀨田川社長の就任披露パーティで披露された漫才のDVD
途中、社長就任時に会長とともに披露した漫才のDVDを再生。金庫番の宮原常務らとの軽妙な掛け合いも加わり、多くの学生が笑顔になっていました。瀨田川社長のお人柄や会社の雰囲気が伝わり、講義終了後も質問が絶えず、会社訪問したいとの声も挙がっていました。
瀨田川社長をはじめとする皆様、貴重なお話をありがとうございました。
瀨田川社長と冗談を言い合い、場を盛り上げる宮原 克典常務と橋本 昌人取締役
学生からの質問に答える入社3年目の3人(川岡 大貴さん、山下 直樹さん、大浦 真美子さん)
【千代田興業株式会社 会社概要】
産業用機器の専門商社。液晶用光学フィルム用等の高精度巻取芯「コア」をはじめ、各種(金属・ゴム・樹脂)ロールを主商材に、コア搬送用機器やベアリング部材(リテーナー)等を扱っている。各種ロールは高機能・高品質製品を生み出すことに寄与しているほか、各種巻き取り芯(コア)は高精度巻き取りコアとして、各方面より高い評価を得ており、工業用フィルム等の高精度品では業界をリードしている。2022年12月インドネシアで培ったFA・ロボットシステムのノウハウを逆輸入し、リバースイノベーションをさらに推し進めるべく、尼崎FA工場を新設し、本格的に始動させている。
【本社所在地】大阪市北区梅田2-4-9 ブリーゼタワー
【拠点】東京支店、延岡営業所、尼崎FA工場
P.T.CHIYODAKOGYO INDONESIA、Chiyoda Kogyo Korea Co., Ltd.
【従業員数】52人
【会社HP】https://www.chiyodakogyo.com/