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イベントレポート


【講義日:2024年06月13日】  バイオアクセル株式会社 / 関西大学 商学部「ベンチャー論」

関西大学 商学部「ベンチャー論」の講義に、投資育成の投資先であるバイオアクセル株式会社 代表取締役社長の平林茂様にご登壇いただきました。

今回、平林社長には、「起業のすすめ?新規事業創造プロセスを考える」をテーマに、複数の事業を立ち上げてこられたご自身の経験を元に、起業するための心得や覚悟、資金の集め方などについてご講演いただきました。その一部をレポートいたします。

バイオアクセル株式会社/関西大学 商学部「ベンチャー論」

「がん免疫細胞療法」は、自身の免疫細胞を使用し、「自分で治ろうとする力」を使ってがんを攻撃する、先進的な治療方法で、「手術」「放射線療法」「化学療法(抗がん剤)」に次ぐ『第四のがん治療』として注目を集めています。そのような先進医療で用いられる免疫細胞を、高い安全性・品質を維持しつつ、低コストで提供することを目標に日々研究開発に取り組む同社。医療とは無縁であった平林社長が、どのような思いで、どのようにして同社を立ち上げたのか、また「起業はキレイ事ではない。いっぱい失敗する。」との考えの下、そうした数々の失敗をどのようにして乗り越えてきたのか、などについてお話しいただきました。

バイオアクセル株式会社/関西大学 商学部「ベンチャー論」

「事業は必ず失敗する。思い描いたとおりにならないことの方が多く、ある程度楽天的でないと精神的にしんどくなる」、「やれば、なんとかなる」、「様々な人に可愛がられることが重要」、「ベンチャー企業のように人から資金を集める場合は公の心を持つ必要がある」など含蓄に富む平林社長の話は、起業を志す学生の心にも響いたのではないでしょうか。

平林社長、貴重なお話をありがとうございました。

【バイオアクセル株式会社 会社概要】
がん免疫細胞の培養・加工を手掛けるベンチャー企業。設立後間もないものの、自社内にCPC(細胞培養加工施設)を保有しており、がんの免疫細胞療法を提供する医療機関から委託を受けて、同療法で用いる細胞加工物を製造している。がんの免疫細胞療法の更なる市場拡大が期待される状況下、最先端の培養技術を強みに、医療機関からの受注を伸ばしている。目下、CPCの移転拡張を進めており、株式上場を目指している。

【本社所在地】京都府京都市西京区御陵大原1-36 京大桂ベンチャープラザ北館
【拠点】東京事務所
【従業員数】12名
【会社HP】https://www.bioaccell.com/

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