同志社大学 商学部「中小企業経営論」の講義に、投資育成の投資先である株式会社カツロン 代表取締役社長の石川 明一 様にご登壇いただきました。
今回、石川社長には家業を継がれて以来、経営者として大切にしてこられた「楽業偕悦(仕事を楽しみ、皆で喜ぶ)」の理念をお話しいただくと共に、同大学のOBとして受講学生にエールを頂きました。その一部をレポートいたします。
まず、日常ではあまり耳にしない “押出成形(おしだしせいけい)“技術について、「プラスチックを金型から”ところてん“のように押し出して形作る方法」と、分かりやすくご説明いただきました。 創業以来、失敗しながらも5,000品種もの独自製品の開発に取り組んでこられたというお話には受講生も特に衝撃を受け、講義後には学生から質問の列ができる程でした。
プラスチックを扱うメーカーとしての責任
また、「プラスチックを扱うメーカーとして、どれほどコストや手間が掛かっても環境に配慮する必要がある」という強い想いを語られた石川社長。
SDGsへの配慮が企業に要求される昨今、製品にも色濃く表れる「他者への貢献」の経営姿勢こそが、創業75周年の歴史を可能にする秘訣なのだなと感じました。
同志社大学OBとして、同大学に募金をされたという石川社長。
(今出川キャンパス 良心館1階にて撮影)
石川社長、貴重なお話をありがとうございました。
【株式会社カツロン 会社概要】
カツロンは、地球上のあらゆる産業分野に関わるプラスチック製品をゼロから生み出す、ものづくり企業です。
【本社所在地】大阪府東大阪市高井田中1-6-6
【拠点】大阪府東大阪市高井田中1-6-6
【従業員数】118人
【会社HP】https://www.katsulon.co.jp